謹啓 皆様にはますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
平素より格別のご厚情を賜り心より厚く御礼申し上げます。
本年は、阪神淡路大震災から30年の節目となり、震災復興議員としても8期30年を迎え、決意も新たに住民主体の市政で取り組んで参ります。
昨年は、能登半島地震による災害をはじめ、長引くロシアによるウクライナ侵略、世界各地の紛争、北朝鮮のミサイル発射、中国による台湾や沖縄尖閣諸島への脅威等々、日本の安全保障が脅かされています。早期に国民の生
命財産を守る国防費の増大や自衛隊の明記、スパイ防止法などの憲法改正・経済安保が急務と考えています。
さて、昨年、令和5年度定例決算市会9月議会が行われ、神戸市一般会計決算は、社会保障費が増加した一方で所得の増加などに伴う個人市民税の増や「神戸市行財政改革2025」に基づく取り組みで実質収支は、15億1400万
円の黒字。企業会計決算においても63億円の黒字を計上しておりますが、(神戸市バス1億5000万円の赤字・地下鉄は15億1500万円の赤字)となっています。今後の、人口減少と共に少子超高齢化社会での社会保障費関係
の増大を見込むと神戸市財政状況は依然として厳しく、企業誘致や官から民への民間委託推進・事務事業の見直し・行財政改革等々、一層推進しなければなりません。
又、令和6年11月議会(12月)一般質問に於いては、年収103万の壁問題、神戸港関連企業への支援施策(貨貸料を含めた減免対策継続)、山麓バイパスの無料化、都市公園条例の改正などを質問・要望。オープンした須磨
シーワールドによる経済波及効果に期待すると共に、地元地産の須磨海苔・須磨パール等への支援をすると共に、要望を実現した須磨海釣り公園オープンによる地域活性化・景気対策にも取り組み、文化スポーツ局には伝統文化振興による経済効果やスポーツ振興
による体力向上、地域移行に向けた新たな中学校部活動対策への要望等々、令和7年度予算に向けた質問や要望を含めた政策提言を行いました。
今後も、産業労働人口の減少と少子超高齢化が進行する中、2024年問題での人材不足や物価・燃料高騰・為替の影響等々、グローバル時代の神戸経済も外的要因によって一層予断を許さない状況下となっていると考えております。
本年は、神戸空港の国際化(韓国便・台湾便・ベトナム便)によるインバウンド対策をはじめ、地元企業への支援施策、地域医療・救急医療施策の支援強化、地場産業・市場・商業への支援施策の拡充、シルバ一人材活用と高齢者福祉施策の拡充、国際都市にふさわしい英会話教育推進とスポー
ツ・文化の振興による青少年育成、更には子育て支援施策を推進し、安心して家庭が持てる神戸にする為に引き続き住民主体の立場で多くの課題解決に向け鋭意取り組んで参ります。
今後も初心忘れず、神戸・須磨の為に住民主体の市政を貫き「須磨に生まれ、育ち、須磨に尽くす!」「明るく・元気に!」をモットーに地元出身のクリーンな市会議員としてその責任の重大さを認識しつつ鋭意努力して参ります。
尚一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう衷心より御願い申し上げます。
<ご家族皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。>